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活用事例 ※五十音順

電気通信大学様

『WebClass活用事例 電気通信大学様』より

電気通信大学 様

  • WebClass活用事例 - 学習カルテ機能を使用した「教職ポートフォリオ」 -

1)「教職実践演習」の導入

「教育職員免許法施行規則」の一部改正によって、教職課程の新たな必須科目として「教職実践演習」が新設されました。電気通信大学では、2010年度の入学生から「教職実践演習」が必須科目として設定され、教職を志望する学生は、4年次の後期にこの科目を履修します。この「教職実践演習」の実施にあたり、入学の段階から「履修カルテ」等の作成が求められることになりました。学生は「履修カルテ」によって、自分が教員になるために何を学んできたのか、今後どのような学習が必要なのかを把握することができます。電気通信大学ではこの「履修カルテ」をWebClassの学習カルテ機能を使って作成し、「教職ポートフォリオ」と呼んで活用しています。

2)「教職ポートフォリオ」の利用場面

電気通信大学では「教職実践演習」の授業実施にあたっての準備段階で「教職ポートフォリオ」を利用します。ボランティア活動、教育実習、介護等体験、学校見学など教員になるために行った活動を1年次から「教職ポートフォリオ」に記録します。入学年度ごとに「教職ポートフォリオ」コースが用意されており、学生は自身の入学年度のコースを4年間利用します。これにより、各学生の大学入学段階からの学習内容、理解度を把握することができます。

「教職ポートフォリオ」の利用対象者は教員免許取得を目指す学生ですが、まずは1年次前期必修科目の「教職論」を履修する学生から利用を開始します。教職課程支援室では、この科目を履修する学生を「教職ポートフォリオ」にメンバー登録し、利用できる環境を整えます。また、授業時に同支援室のスタッフがシステムの利用方法や目的などを説明します。

自己評価入力画面
図1. 自己評価入力画面

3)「教職ポートフォリオ」登録内容

「教職ポートフォリオ」に登録する内容は 以下の通りです。

  • ● 各活動の記録[随時]
      次の活動を行ったときに記録します。
      ・ボランティア
      ・セミナー・講演会
      ・学校見学・授業参観
  • ● 自己評価及び履修のまとめ[年度末]
      各年次に自己評価を行います。
  • ● 上記以外の教職に関連する活動の記録
      介護等体験、教育実習の終了後に達成度等を記録します。

4)「教職ポートフォリオ」を利用してみて

電気通信大学の教職課程では2011年度からWebClassの機能を使って電子ベースで記録していますが、それ以前はボランティア、セミナーなどの各活動記録は紙ベースで実施していました。外部講師による講演会・セミナーは紙媒体の方が良いという意見もあるため、今でも紙ベースで記録し、教職課程支援スタッフの方でスキャンしてWebClassにアップロードしています。

教職課程では今後も紙媒体の使用がなくなることはないと考えています。そういった事情の中で、スキャンしたPDFデータや写真などをファイルとして添付できる点はとても使い勝手が良く、非常に便利です。

2012年度末からはカスタマイズによってタブで年次を切り替えたり、自己評価がグラフ(レーダーチャート)で表示されたりする機能や、それ以外の機能も追加され、全体的に利用しやすくなりました。

改善要望としては次の2点です。
年度末に入力する自己評価について未入力の学生を取り出す機能があれば、一人ずつ入力の有無を確認する手間を減らすことができます。また、ボランティアやセミナーへの参加回数をすぐに確認できるような機能があれば、一人ずつ数える手間も減らすことができます。

自己評価表示画面
図2. 自己評価表示画面

5) 今後の取り組み

昨年、「教職ポートフォリオ」を開始してから初めて卒業生を送り出し、今年は初めて4年間の記録データがそろいます。今年の「教職実践演習」履修者に「教職ポートフォリオ」利用についてのヒアリングや統計データなどを作成、分析し、現在の「教職ポートフォリオ」が有効であるかどうか検討してみたいと思っています。

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